子供は親の背中をみて育つ

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令和元年、明けましておめでとうございます。10 連休も折り返し地点ですが、いかがお過ごしでしょうか。今日は令和初の晴天に恵まれ、畑の野菜をせっせと収穫しています。この時期はアスパラ、玉ねぎ、にんにくの芽などが収穫できます。

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娘たちがお手伝いで、にんにくの草むしりをしてくれました。

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私の実家は、酪農を営んでいたため、幼少期から牧草ロールを倉庫に運んだり、牛糞堆肥を畑に撒いたりと、農業が身近にありました。しかし、農業はきつくて、休みがなくて、収入も安定しないという親を見て感じた事実から、私自身は農家になりたいと思ったことは一度もありません。(ちなみに幼少期の夢は、考古学者です。)それが気付けば、この10 年半農半X とまではいきませんが、0.1 農0.9X くらいの割合で野菜を育て、収穫して自宅で食べたり、出荷したりという生活を送っています。

きっかけは、⾧女が生まれたことを機に、安全で美味しい野菜を孫に食べさせたいと、これまで以上に畑仕事に勤しむ父の姿をみたことです。

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畑で採れた野菜に付加価値をつけようと野菜ソムリエの資格を取得して、野菜の販売に携わる妻をみて、最近、⾧女は将来農家になりたいと言っています。近年、中小企業では経営者の高齢化により、事業承継が大きなテーマになっています。2019 年度版の中小企業白書によると、『最も多い経営者の年齢は1995 年に47 歳だったが、2018 年には69 歳となっており、経営者年齢の高齢化が進んでいる』とのことです。子供は親の背中をみて育つ、それが前向きな背中なのか、後ろ向きな背中なのか、子供は見ていないようで見ていると感じた、そんな令和二日目でした。